2023.04.21 お役立ち情報
〇新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業等の適正な執行について
厚労省健康局予防接種担当参事官室は、「新型コロナウイルスワクチン接種委託業務の不適正事案に関する事務連絡」(4月12日付)を都道府県等に発出。
これまで25自治体で過払いがあったため、委託先や再委託先の現地確認を抜き打ちで行うなどの防止策を例示している。
不適正事案を巡っては、最大で4億5,800万円の返還(返還予定を含む)を見込んでいる。コロナワクチン接種のコールセンター業務について、オペレーター人数の虚偽報告や、受付・入電・受電件数などの数値の改ざんがあった。また、応答時間で計上すべきところを応答件数で計上した「請求額の誤り」も確認されている。
また、不適正事案について「定期的にフォローアップ調査を実施する予定」としており、通報窓口を設置したことを周知するよう求めている。