2023.05.19 お役立ち情報
〇財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)
財務省の財政制度等審議会「財政制度分科会」が5月11日に開催され、特定の地域への医師の偏在に歯止めを掛けるため、主要国の対応を参考に、診療所の新規開業に対するこれまでよりも一歩踏み込んだ対応の必要性に言及した。将来推計によると、医師や診療所が大都市で過剰になり、地方で不足する傾向の解消が現状のままでは見込めないとしている。
日本では、既に充足している無床診療所の新規開業を制限する枠組みについて、制限が始まる前に駆け込み開業が起きかねないという懸念がある。また、財務省は10対1といった看護配置を要件とする急性期入院料の廃止を検討するよう求めている。