2023.06.09 お役立ち情報
〇日本病院会 看護師の確保等に関する提言
日本病院会(相澤会長)は、全国の病院に勤務する約87万人の看護師の処遇改善のために入院基本料の引き上げ等を行うべき、とする提言書を加藤厚労大臣に提出した。
実施した緊急調査では、563病院の約75%が「看護職員が現在不足」と回答。不足している理由で、「産休・育休、時短勤務者の増加」(278病院)が最も多かった。
また、看護職員の離職理由では、「結婚・出産等」(305病院)が最も多かった。他に「業務が負担」(276病院)、「人間関係」(252病院)等であった。他には、「夜勤のない美容クリニックや訪問看護ステーションへの転職」「夜勤実施可能者の減少による夜勤の激務化」「過酷な労働に見合わない給与」といった離職理由もあった。