2023.06.23 お役立ち情報
〇中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第119回)
中医協・保険医療材料専門部会が6月21日に開催され、次期保険医療材料制度改革に向けたスケジュール案を了承。笠木委員(東京大大学院法学政治学研究科教授)を新たな部会長に選出し、議論を本格化。
主な検討項目は、「イノベーションの適切な評価」と「外国価格調整」のほか、「プログラム医療機器(SaMD)の評価」が盛り込まれた。昨年改訂された「医療機器基本計画」についても審議する。保険医療材料等専門組織の意見や業界ヒアリングを踏まえて議論を行う。
スケジュールでは、実質的な議論がスタートするのは、7月の保材専の意見表明から。保材専は今回、下部組織で検討を進めてきたSaMDについての意見も併記することとなる。なお業界の意見陳述は8月と11月の2回を予定している。
支払側からは、「SaMDを含めた革新的な医療機器のイノベーションの適切な評価については、適正化の視点とセットで引き続き検討すべき」と指摘。