2023.09.22 お役立ち情報
〇中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第122回)
中医協「保険医療材料専門部会」が9月20日に開催され、2024度から、診療報酬改定の実施時期が6月に後ろ倒しされることを踏まえ、期限付き改良加算を含むC区分の医療機器について、中医協で改定前年の12月、改定年の1月に了承された場合、現行の4月の保険適用ではなく、3月に前倒しすることで合意。その際、特定保険医療材料以外のC2区分の製品は、準用技術料を3カ月間適用し、6月から新規技術料として評価することになる。
また、医療機器メーカーが、保険収載後に積み上げたエビデンスに基づき、公定価格の引き上げを求める「チャレンジ申請」の手上げについて、「保険適用申請時のみならず、保険適用後一定期間は行えるようにしてはどうか」等とする事務局の論点を了承。具体的な期間は明示しなかったが、「限定的な運用」を想定している。論点では、チャレンジ申請の対象について、「製造販売業者が関与のうえで保険適用後にデータを収集する場合」、対象となることを明確化してはどうかとの提案もあった。