2023.09.22 お役立ち情報
〇中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第64回)
中医協「費用対効果評価専門部会」が9月13日に開催され、費用対効果評価制度改革に向けて、「分析方法に関する見直し」の論点を提示し、介護費用の取り扱いを盛り込んだ。
費用対効果評価の結果を、有用性系加算や営業利益率を超えた部分を含めて反映させる対象としては「高額医薬品」を名指しし、その是非を問うた。比較対象技術の設定について、1つの技術を設定するのが困難な場合の取り扱いを、ガイドラインで整理、明確化することも提案。
前回の部会で、医療機器業界が求めていた、人員不足などの理由で分析が難しい場合に、最も低い価格調整係数を設定するよう要求があったが、この提案を容れ、「企業分析ができないことを申し出る新たな分析プロセスを検討してはどうか」と論点として提示した。