2023.10.27 お役立ち情報
〇日本病院会 診療報酬要望書(第2報)提出及び記者会見
日本病院会は2024年度診療報酬要望書(第2報)を10月23日に提出。それに伴い10月20日には安定的な医療提供体制を確保するためには入院基本料の引き上げが必要だとして、約4,600の病院から集まった嘆願書を武見厚労大臣に提出し、記者会見を行った。
提出後に開いた記者会見で相澤氏は、日病など3病院団体で実施した経営調査の結果を示し、材料費のうち医薬品費が急速に増えていることなどを背景に「医業費用の方が医業収益をはるかに上回っている状況」だと説明。
入院基本料については2006年度からこれまで、消費増税時を除いて15年間ほぼ据え置かれていると訴えた。その上で、職員の確保や教育、処遇改善などの財源として「引き上げは必須」だとして、2024年度の診療報酬改定での対応を強く求めた。