2023.10.27 お役立ち情報
〇日本医師会 定例記者会見(10/25)
日本医師会の松本会長は10月25日付で「令和6年度診療報酬改定について~第212回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説等を受けて~」と題した定例記者会見を開催し、「2024年度の診療報酬改定で医療従事者の賃上げを実現させるための財源」について、従来の改定とは別枠で確保すべきだと改めて主張。
賃上げの規模としては他産業並みの「3%以上」を想定している。初・再診料、入院基本料やそれらへの加算など、基本診療料の引き上げで賃上げの財源を手当てするイメージも示した。
政府は7月に閣議了解した2024年度予算の概算要求基準では年金や医療など社会保障費の自然増を5,200億円としていることに対して。「従来の改定は5,000億円程度のシーリング(上限枠)の中で行われてきた」と述べ、「医療従事者の賃上げを実現させるため、2024年度の改定では、自然増の5,200億円とは別枠で財源を確保」するよう求めた。