2023.11.10 お役立ち情報
〇健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第19回)
健康・医療・介護情報利活用検討会の「医療等情報利活用ワーキンググループ」が11月6日に開催され、新たな「電子カルテ情報共有サービス(仮称)」で診療情報提供書を登録する際、医療機関の判断で当面は電子署名を行わなくても情報を共有できるようにする案を示した。
このサービスは、医療機関同士で電子カルテの情報などを全国で共有・交換できるようにする仕組みで、2024年度中に順次運用を開始する。医師の負担を軽減するのが狙いで、サービスの普及状況などを踏まえて電子署名の取り扱いを改めて検討する。
このサービスで電子署名を行わずにセキュリティ事案が発生した場合には、調査や患者への説明を求められることを医療機関などに周知する。また、オンライン資格確認ネットワークに関して、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第6.0版)」に準拠したセキュリティ要件を担保することで安全性を確保する。