2024.01.26 お役立ち情報
〇中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第13回)
中医協「入院・外来医療等の調査・評価分科会」が1月17日開催され、看護職員や病院薬剤師等の賃金を引き上げるための診療報酬の新たな仕組みの取りまとめ案を大筋で了承。病院や有床診療所が賃金に対応できるように、入院基本料などへの上乗せ分の設定できめ細かな対応を求める意見を盛り込んだ。
看護職員や病院薬剤師、コメディカルの賃上げでは、2024年度に2.5%、2025年度には2.0%のベースアップを行う。診療報酬での対応分は2.3%と想定されており、それに必要な財源をできるだけ過不足を抑えながら配分するため、「初再診料等」「訪問診療料」「入院基本料等」の順に上乗せする。