2024.02.02 お役立ち情報
〇中央社会保険医療協議会 総会(第581回)
中医協・総会が1月26日に開催され、2024年度の診療報酬改定で入院基本料を引き上げる。40歳未満の勤務医や事務職員などの賃上げにつなげることが目的。医療従事者の処遇改善や日常的な感染防止対策の原資に充てるため、初診料や再診料も引き上げる。
また、医学管理のために患者自身が自宅などで使用するプログラム医療機器(SaMD)を原則として特定保険医療材料として評価することに伴い、6月から「CureApp HT高血圧治療アプリ」「CureAppニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」を、それぞれ技術料評価から特材に評価を切り替えることで合意。 保険償還価格は、「高血圧治療アプリ」が7010円、「ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」が2万4000円。関連技術料は、前者が特定疾患療養管理料、後者がニコチン依存症管理料となる。