2024.04.05 お役立ち情報
〇令和5年度全国医政関係主管課長会議(3/29)
「令和5年度全国医政関係主管課長会議」が3月9日に開催され、医師の時間外労働の上限を罰則付きで規制する新たな制度が4月1日~施行されたことに伴い、厚生労働省は、都道府県や保健所等が行う医療機関への立ち入り検査に2024年度から医師の働き方改革関連の項目を追加した。
厚労省によると、立ち入り検査に追加した医師の働き方改革関連の項目のうち、全医療機関に対して行うのは、時間外労働が月100時間以上になることが見込まれる「面接指導対象医師」への面接指導が実施されていることの確認、面接指導を行った後に労働時間の短縮や宿直回数の見直し等「適切な措置」を必要に応じて講じていることの確認、時間外労働が月155時間を超えた医師の労働時間を短縮するため「必要な措置」を講じていることの確認の3項目。
なお、指摘事項等があった場合は、医療機関が行う勤務環境の改善を「医療勤務環境改善支援センター」と連携して支援するよう求めた。