2024.05.02 お役立ち情報
〇ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム(第4回)
「ヘルスケア分野のスタートアップ振興に関する検討会」が4月25日に開催され、医療系ベンチャーの伴走支援を行うために厚労省が開設した「MEDISO」(メディソ)に診療報酬に関する要望などに対応する窓口を設置する等の中間取りまとめ案を提示。また、MEDISOの介護版として、介護テックのスタートアップからの相談や要望を一括して受け付ける「CARISO」(キャリソ)を早期に立ち上げる提言も行った。
医療分野のAI開発をはじめ、新たな製品やサービスが診療報酬の対象となるかも不明瞭で、予見性の確保がままならず、開発に踏み切れないスタートアップが少なくない。
中間取りまとめでは、診療報酬やそれに関わる人員配置基準などの相談や要望を一元的に受け付ける窓口をMEDISOに設置するとともに、MEDISOの機能や人員を拡充。予算も複数年度化して大幅に増額し、継続的な支援活動を展開する体制を構築する案を示した。 また、スタートアップだけでなく、ベンチャーキャピタル(VC)などのステークホルダーの声を汲み取る体制を整備するとともに、経済産業省とも連携し、国内VCを海外の有力VCに送り込む育成計画も提示した。