2024.05.02 お役立ち情報
〇新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第10.1版
厚労省は4月23日付で、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第10.1版」(最終版)を公表。
最終版では、「外来診療における抗ウイルス薬の選択」の項目などを追加した。入院・重症化予防効果が認められている抗ウイルス薬のレムデシビルやモルヌピラビル、ニルマトレルビル/リトナビルの3剤の推奨度を示した。これらの抗ウイルス薬の有効性については、肯定的な結果も否定的な結果も得られており、今後の研究が待たれる。
また、COVID-19ワクチンについても前回の改訂版(2023年8月)以降の情報が反映された。生後6カ月以上の全ての接種対象者に無料で接種の機会を提供してきた特例臨時接種は終了し、2024年度からは通常のワクチンの流通に基づく定期予防接種に移行していることも記載された。