2024.06.28 お役立ち情報
〇社会保障審議会 医療保険部会(第179回)
「社会保障審議会・医療保険部会」が6月21日に開催され、マイナ保険証の利用をさらに促進させるため、医療機関・薬局への一時金の上限額を診療所・薬局で最大20万円、病院は最大40万円とする方針を提示。
厚労省によると「利用率20%以上の高利用率施設は、2023年12月の14.8%から2024年5月には22.3%と増加しており、2024年5月時点で一時金上限に達している施設が相当数ある」とした。これらの利用を進めた施設に対し、さらに利用率を押し上げるためのインセンティブとして一時金を増額する。
2024年5月における施設類型別のマイナ保険証利用率の推移についても報告され、病院は14.83%、医科診療所は6.47%、歯科診療所は11.95%、薬局は7.40%。都道府県別の医療機関・薬局での利用率は、富山県が12.52%で最多、次いで石川県の12.17%、鹿児島県の11.98%。全国平均は7.73%だった。