2024.07.05 お役立ち情報
〇ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめを公表(6/27付)
厚生労働省の「ヘルスケア分スタートアップ等の新興・支援策検討プロジェクトチーム(PT)」は6月27日、総論やバイオ・再生、医療機器・SaMD、医療DX・AI、介護テックの5領域で25の提言を盛り込んだ報告書をまとめ、武見厚労大臣に提出した。
武見大臣は、「極めて重要な報告書を受け取った」と述べ、「この提言をいかに実現していくかが重要な課題になる」とし、スタートアップ新興に関する政策の推進に力を尽くす考えを示した。
報告書では、医療系ベンチャーの伴走支援を行う「MEDISO」の機能・体制を抜本的に強化し、「MEDISO2.0」として継続的で能動的な支援を可能にし、2025年度から予算を複数年度化すると共に、大幅に増額することを求めている。
政府が6月21日に閣議決定した「骨太方針2024」では、MEDISOの機能強化やCARISOの整備など医療介護分野のヘルスケアスタートアップの新興と支援を強力に推進していくことを掲げており、この分野の投資拡大も視野に規制改革を含む政策対応を行う方針を示している。