2024.07.26 お役立ち情報
〇中央社会保険医療協議会 総会(第592回)
中医協・総会が7月17日に開催され、マイナ保険証の全国ベースでの利用率が6月現在、9.90%だったと公表。前月の7.73%から2.17ポイント上昇し、過去最高を更新した。病院の19.19%、歯科診療所14.34%、薬局9.61%、医科診療所8.24%の順。厚労省は「さらなる底上げが必要だとした。
都道府県別のトップ3は富山16.07%、石川15.21%、福井15.11%。低い県は沖縄4.49%、和歌山6.83%、愛媛7.58%の順。
マイナ保険証の利用を促すため、中医協はこの日、医療機関や薬局が算定する「医療DX推進体制整備加算」を10月以降は利用実績に応じて3区分にすることを決め、2025年4月以降に適用するマイナ保険証の利用率の基準は、医療現場での利用状況などを踏まえ、年末を目途に検討・設定するとした。
また、2024年度の薬価調査について2022年度調査とほぼ同様の客体数で実施することを了承。2024年度中の1カ月間の取引分を対象に実施予定。