2024.08.02 お役立ち情報
〇令和6年度 放射線被ばく管理に関するマネジメントシステム導入支援事業を開始
厚生労働省は、水晶体の混濁や白内障など「医療従事者の放射線被ばくによる健康障害を防ぐマネジメントシステム(放射線MS)」の導入支援事業の申し込みを7月24日から開始。
医療従事者を対象とする放射線被ばくの低減を巡っては、眼の水晶体が受ける等価線量の限度値を2021年4月以降、それまでの年150mSvから年50mSvに引き下げ、5年間で100mSv以下とした。
また、労働災害を減らすため国が重点的に取り組む事項を定めた「第14次労働災害防止計画」では、医療機関による放射線MSの導入を支援するとされている。
放射線MSでは、PDCAサイクルを回して進める。支援事業では、専門研修や基礎研修、報告会を通じて放射線MSを説明し、医療機関の放射線の管理体制の強化を促す。